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第5章 実際のリフォームでの耐震補強事例

さて、これまで、耐震について色々とお話をしてきました。この章では耐震補強の具体的な方法とその費用についてご紹介いたしましょう。
 
是非、皆さんのお宅の耐震を検討される際の参考にしてください。

① 耐力壁を増強する
 筋交いを入れる方法や、構造用合板による補強方法などがあります。
1) 筋交いによる補強方法
一般的には、室内の床・壁・天井を撤去し柱及び横架材(土台と桁・梁)に木材(45×90)の筋交い材を所定の金物で固定します。この場合横架材を表さなければ施工できないため、床及び天井の解体が必要となります。そこでリフォーム時に採用しているのがガーディアンシールドと言う鋼製ブレスです。
45×90の筋交いと同じ耐力があるので、筋交い補強が欲しい部位に効果的に補強ができます。下の写真は、真壁を補強部位だけ撤去し、床・天井はそのままで補強しています。
5章図1
2) 構造用合板による補強
構造用合板による補強も筋交いの補強同様、本来は左右の柱及び上下の横架材間を定められ方法で固定します。特に外壁の改修を行う場合などは補強部位のモルタル等を部分的に撤去することで確実に補強できますので、外壁の改修に併せて行うと合理的に行うことができます。また、リフォーム用に床・天井を壊さずに耐震補強できるかべ大将(大建工業)と言う専用の部材も市販されていますので、鋼製ブレスと合わせて、補強ヵ所の現況に施工しやすい方法での補強ができます。
下の写真は、かべ大将の施工説明です。
5章図2
外壁からの構造用合板での補強の場合
 モルタル塗り塗装仕上げの外壁に構造用合板を貼る場合の施工費の目安は
 一箇所当たり(幅1.0m×高さ3.0m:塗装工事は別途)
  6万円~7万円程度

 内壁に大建工業のカベ大将で施工する場合の施工費の目安は
 一箇所当たり(幅1.0m×高さ2.4m:内装工事は別途)
  5万円~6万円程度
② 接合部の補強
接合部の補強では基礎部と柱の緊結が最も効果的で、平成十二年度の改正において、木造軸組工法の建築物の柱が、地震時や台風時に抜けないようにするために、柱頭(柱の上部)と柱脚(柱の下部)の補強方法が定められました。
まず、接合部の補強を行うには現状の建物の接合部にどれだけの引き抜き力がかかるかを計算(N値計算)し、その力に対して必要な金物を選定します。特に隅柱などは大きな力が加わるため、所定の金物で補強することにより大幅に耐震診断の評点をアップさせることができます。近年、床や天井を壊さなくても施工できる耐震改修用の金物も開発されていますので、①の壁の補強に併せて確実に行う事が効果的です。
また、外壁から補強する工法をARS工法と言い、柱部と基礎部を溝彫りし、そこに強度の強いアラミド繊維を樹脂で固定する工法です。
   この工法も、外壁の塗装替えに併せて行うと無駄無く施工できます。
5章図3
実際の施工は、左の施工写真の要領で行います
5章図4
③ 開口部の補強
 間取りを変更する際に壁を撤去してしまう場合や、窓などの開口部は欲しいけど、強度も確保したい場合などに有効な方法が、「耐震開口フレーム」です。
5章図5
5章図6

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