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理想の住まいづくりのために…

はじめに

 直近では、四月一四日夜の九時ごろ、続いて一六日深夜一時ごろ熊本県益城町などで震度七を観測する地震がありました。テレビなどの報道でご存知のように、多くの住宅が倒壊などの大きな被害を受けています。新耐震基準以前の建物はもとより、平成十二年の建築基準法改正以降の、築浅の住宅でも一階部分が倒壊している建物があるとのことです。

当地広島でも、平成十三年三月二十四日午後三時二十八分、安芸灘を震源とした「安芸灘地震」で、この広島地域でも震度5強のゆれを体感した恐ろしい思いは、皆さんも恐ろしい記憶として残っているのではないでしょうか。
 
 平成十九年七月の中越沖地震では、歩道を歩いていた人が、すぐ横の一階が店舗である二階建木造の建物の地震による倒壊に巻き込まれ、命を落とされた事は、建築に携わるものとして残念でなりません。

 それまでは、自分の家を倒壊しないように補強する事は、自己の命や財産を守ることなので、リフォームの際にお勧めはするものの「自己責任で判断されたら良いのでは」と考えていました。しかしながら、中越沖地震の事例から、住宅のリフォームを行うものとして、住まいを倒壊しない建物にする事は、私たちの使命ではないかと考えるようになりました。

今、この本をお読みの皆様も、できれば倒壊しない住まいにしたいと思っておられると思いますが、では、100万以上の費用をかけて耐震補強をするかと聞かれればいかがでしょうか?

いつ来るか分からない地震に100万はなかなか使えませんよね。でも、快適な住まいにするためのリフォームは必要なわけですから、その時にリフォームを行う範囲で、段階的な補強を行えば、少しでも地震に強い住まいにできるのです。

そこで、この本では
◆ 住まいの耐震性のポイント
◆ 住まいの耐震性のチェック
◆ 耐震補強の方法

以上のことを中心に、皆さんがどのように住まいの耐震に対して考えればよいかを分かりやすく書いたつもりです。

私が一番お伝えしたいたい事は、皆さんが住まいをリフォームされる時に、少なくとも耐震診断をされ、必要であればリフォーム工事の範囲の中において補強する事で、少しでも地震に強い住まいにして欲しいと言う事です。

出来るだけ専門用語を避け、図を用いて分かりやすく書いたつもりですので、最後までお読みいただければ幸いです。

そして、一人でも多くの方が、自らの住まいを倒壊しない住まいに補強され、尊い人命と財産を守られることを願って止みません。

                        平成二十九年十二月
               株式会社 ゲイナンハウス
               代表取締役 河野 啓一(一級建築士)

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