命のはかなさ

昨日、大変お世話になっているお客様が急にお亡くなりになられ、お世話になった宮本君と葬儀に参列してきました。
たった2週間前、外構工事の完了検査にお伺いし、お元気な姿を拝見したばかりで、訃報を聞いた時はにわかには信じられませんでした。
30年前に水回りの工事をさせていただいて以来30回もの大小の仕事をさせていただきました。
特に、宮本君が入社して工事担当してからは、彼を孫のように可愛がっていただき、近年は何かあれば宮本君の携帯に直接連絡をしていたほどです。
思い出に残っていることは多々ありますが、中でも私宛に電話がかかってきて「社長、とにかく来て欲しい」と言うことで行ってみると
「押し入れに隠していたへそくりを隙間から落として取れんようになった」とのSOSでした。
やれやれと思いつつも、こんな事まで言ってくれるのかと、信頼されていることを実感できた思い出でもあります。
昨日の葬儀でもご近所の方がたくさん来ておられ、ご挨拶をすると「Nさんは何があってもお宅じゃったけえねえ」と、ご近所でも弊社のことを話をしてくれていたことがよく分かりました。
命のはかなさをつくづくと感じつつ、Nさんの思いにこれからもしっかりと応えられるようにしなくてはと手を合わさせていただきました。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌

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