いつまでたっても

昨日は両親を連れて庄原の簡保に日帰り入浴。
この庄原の簡保は売却騒ぎでも話題になったほどの素晴らしい施設で、両親のような年寄りでも安心して入浴できる施設であります。
自宅から120Kmも離れていますが、高速で行けば1時間少々。
新緑の中のドライブは気持ち良いものの、慣れない親父の車を運転。
音楽を聴こうとCDを操作するも、運転しながらでは難しく難儀をしているのに、助手席に座っている車のオーナーは「どうなっとるんかのお?」と他人事。
しかも、後ろのお袋は「しもうた、気に入った曲を持ってくるのを忘れた!」と悔しがる。と、何やかやしていると庄原に到着。
早速、風呂に入り、打たせ湯や、泡風呂、さて、これからサウナに露天風呂へと思っていると、親父の姿が見えないので探してみると、すでに脱衣室で着替えている。まだまだ楽しもうと思っていたのに、年寄りは早い。
「さて昼飯じゃ」とレストランに向かい、早速メニューを見て、私はシェフのランチと言うと、親父も同じに。お袋はあれやこれや悩んだあと、お弁当のセット。
暫くして料理が運ばれくると羨ましそうな目をしたお袋が「うちもそれにすりゃあ良かった・・・・」とため息気味に。デザートのシャーベットを親父から取り上げ再び「啓一、あんたが弁当がおいしそうじゃ言うたけえ頼んだんが失敗じゃった!」とシャーベットをぱくつく。
いつまでたって食い意地の張った80過ぎのばあ様です。

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