耐震リフォームへの取組み方

432d6dad.jpeg悪徳リフォーム業者が無料点検を装って不要な耐震金物などを高額で販売している状況を見るにつけ、我々地域でリフォームを生業としている業者はどのように耐震リフォームに関わったら良いのかと言う事を、建材メーカー「大建工業」弊社担当のYさんと話す機会がありました。
大建工業も「かべ大将」と言って、床・天井を解体せずに壁の補強が出来る商品を他社に先駆けて認定を取っており、この分野では一歩先行くメーカーでもあります。
さて、現在リフォームを一番多く行っている築25年程度の家は丁度1980年の建築基準法改正前後の住まいで、建築が1980年以前であれば壁の筋交の量などのチェックが必要で、それ以後であれば、耐力壁の配置のチェックが必要です。
この様に、現在の住まいをむやみに補強すれば良いものではないので現状の確認と、今計画しているリフォームとの確認が最も大事だと思っています。
そこで、私たち地場リフォーム業者が行う耐震リフォームとは
1.リフォームする建物の現状確認(耐震診断を行う)
2.耐震補強の必要性の確認
3.リフォームする部位での適切な補強の検討(壁量・偏心)
4.今後の対応の説明
と、以上のように耐震のためのリフォームではなく、生活に必要なリフォームすることで少しでも耐震性を向上させることが我々の使命ではないかと考えます。
うーーん、今回はYさんのお陰で力が入りました。
今後もこのブログよろしく!!

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コメント

  1. より:

    今日は貴重なお話ありがとうございました。
    耐震リフォームに対して目の前が明るくなりました!
    今後とも宜しくお願い致します!